【放送大学】「データ構造とプログラミング」の難易度、感想など

放送大学

今回は、放送大学の情報コースの専門科目である、『データ構造とプログラミング』について書いていこうと思います。

『データ構造とプログラミング』の概要

公式サイトから科目概要を引っ張ってきました。
科目の概要の調べ方はこちらを参考にしてください。

【講義概要】
計算機科学において重要な“データ構造”と“プログラミング”について学習する。基本的なデータ構造の例として、配列、スタック、キュー、連結リスト、双方向連結リスト、環状連結リスト、バイナリサーチツリー、平衡木、ハッシュテーブル、ヒープ、グラフ等について学習する。また、これらのデータ構造を利用したデータの基礎的な操作(探索、挿入、削除、整列)等について学び、各データ構造の特性や計算量の関係を知ることによって、ソフトウェアの設計やプログラミングに応用できるようにする。

この科目では、データ構造の基礎について学び、プログラミングなどソフトウェア作成に応用できるようにすることが目標です。

似たような科目に『アルゴリズムとプログラミング』があります。
重複している内容も多いですが、レベルとしてはこちらの『データ構造とプログラミング』の方が上だと思います。

構成

第1回 配列
第2回 スタック
第3回 キュー
第4回 連結リスト
第5回 連結リストの応用
第6回 バイナリサーチツリー
第7回 バイナリサーチツリーの操作
第8回 ツリーの応用
第9回 ハッシュテーブルとオープンアドレス法
第10回 ハッシュテーブルと連鎖法
第11回 再帰
第12回 ソーティング
第13回 ソーティングの応用
第14回 ヒープ
第15回 グラフ

『データ構造とプログラミング』はどんな人が対象?


『アルゴリズムとプログラミング』を履修済みか同程度の内容を理解していることが望ましいかなと思います。
また、自分でコンパイラのインストールやプログラミング開発環境の設定をPCにできることが望ましいようです。

『データ構造とプログラミング』の単位取得難易度

では、『データ構造とプログラミング』の単位を取るのはどれくらいの難易度なのでしょうか。

『データ構造とプログラミング』の単位認定試験の平均点

単位認定試験の平均点は、
2018年度1学期で76.3点でした!
2018年度2学期で75.8でした!
(合格点は60点)

平均点だけで難易度を考えると、
合格はカンタンな科目に入る
といった感じでしょうか。
(平均点と難易度についてはこちらでも書いてます。)

実際に受けてみて

『アルゴリズムとプログラミング』の試験問題と同じような問題がよく出題されています。
同じ科目の試験なんじゃねーかと思うくらいです。

また、過去問と数値が変わっただけの問題や、
空欄の場所が変化しただけの問題も出ているので、
過去問を解いておくとより楽に合格できると思います。

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データ構造とプログラミング (放送大学教材)

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