【放送大学】「入門線型代数」の概要、難易度、感想など

放送大学

今回は、放送大学の自然と環境コースの導入科目である、『入門線型代数』について書いていこうと思います。

『入門線型代数』の概要

公式サイトから科目概要を引っ張ってきました。
科目の概要の調べ方はこちらを参考にしてください。


線型代数を初めて学ぶ人向けの講義である。予備知識は特に仮定しない。平面や空間といった素朴な概念から初め、数ベクトル空間を定義する。その後行列の概念を導入する。このとき、連立方程式の解法といった親しみやすい事柄の復習を通して、行列の演算を解説する。そして行列式、逆行列の求め方を学ぶ。また空間から空間への線型写像、部分空間の種々の性質をみる。これらを通して、行列の階数、あるいは空間の基底、次元がどういうものか解説する。さらに固有値、固有ベクトルを定義し、基底の変換を解説する。いわゆる数ベクトル空間について講義し、抽象的、公理的な議論はなるべく避けるようにする。

https://www.wakaba.ouj.ac.jp/kyoumu/syllabus/PU02060200211/initialize.do

難しいことが書かれてますね。さすが大学。

簡単にこの『入門線型代数』を説明するなら、
ゼロから「行列」に関する知識を深めたり問題を解いたり…
まあ「行列」を学ぶ科目だという認識で良いんじゃないでしょうか。

『入門線型代数』の難易度は?

単位認定試験の平均点は、
2017年度2学期で76.9点でした!
(合格点は60点)

平均点から難易度を考えると、
合格するのは比較的簡単といった感じでしょうか。
(平均点と難易度についてはこちらでも書いてます。)

私はこの科目を実際に受けましたが、
試験問題が過去問の数字を変えただけであったため、高得点で合格することができました。

『入門線型代数』の感想、まとめ

合格は比較的簡単だと思います。
私が受験したときは、すべて過去問と数字を変えただけの問題だったので、
合格への最短ルートは過去問を解いて、その解き方を身に付ける。という感じです。

また、『線型代数学』、『非ユークリッド幾何と時空』といった発展科目もありますので、試験問題を解いて満足するのではなく、じっくりと基礎を固める必要がありそうです。


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